






十五日は纏行列が行われて午後に辻町より山上の本堂迄約一キロの間、清水の各消防団が所蔵している纏が一同に集い江戸町火消しさながらの行列が見学できます。
十六日は夜火渡りの修行が行わます。夜八時に各、峰本院、福昌院栄松院より山伏が登り本堂で点火された松明の火が移されます。一般の渡り始めは九時頃になりますが、渡り始めと同時に四方の青竹が倒され笹の葉が取り合いになるのがここ数年の風物になっています。
そもそも竹取り合戦は神事には何の根拠もなく、酔った群集の勢いで始まった事です。今では笹を持ち帰ると家内安全のご利益があると言われています 。

火渡りは山伏の荒行の一つですが、清水の秋葉山の火渡りは、
その年一年の厄を落とし、新年を新たに迎えるのが伝統の願です。
その年の行いが悪い者は、火傷すると言われていて、火傷をした者は身内にも言わずにいるのも又伝統です。大祭両日とも数百件の露天街商が所狭しと軒を連ねます。
昭和の中ごろまではサーカスも興行にきていて、昔を懐かしむ人も多くいるようです。

秋葉山信仰はそもそも火之要慎のお礼を、かまどの上に貼り常に文字を見て確認を励行し、大火にならぬようお互いの家又は町全体を守る為に広まった信仰です。今でも、地震、雷、火事、云々・・・という通りです。
東京の秋葉原なども秋葉信仰盛んな頃、常夜灯籠が並び江戸城の火防の守護をしていた名残です。清水にも数ヶ所江戸時代の常夜灯籠が残っています。